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伊豆の国市の観光施設で「伊豆のフラガール」デビュー-新卒女子5人が本番舞台登場

今年4月に入社し、晴れて「伊豆のフラガール」としてデビューした5人

今年4月に入社し、晴れて「伊豆のフラガール」としてデビューした5人

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 伊豆の国市にある「IZU・WORLD みんなのHawaiians」(伊豆の国市田京、 TEL 0558-76-3355)で7月19日、新卒のロコガールズ5人がステージデビューを果たした。

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 2012年5月に伊豆洋らんパークからリニューアルオープンした同施設。施設内には500種2万株の植物のほか、動物の飼育展示、地ビールの醸造販売、ポリネシアンショーなどを行い、年間約20万人の来場者が訪れる。

 同施設の目玉は、収容人数200人で日本最大を誇るフラステージ「フラウェーブ」で月に20回ほど行われるポリネシアンショー。ショーの内容はタヒチアンダンスと地元出身のダンサーたちで結成させた「ロコガールズ」によるフラ・ショーの2部で行われる。

 それまでプロのダンサーを誘致していたが、2013年4月に地元の高校生を対象に新卒採用を実施。昨年度は5人の新卒者を採用し、2014年の4月には新たに5人の女性を採用。3ヶ月半の練習期間を経て、19日から晴れてステージデビューを果たした。

 地元の高校生を採用する理由について、同施設の吉川安衞支配人は「伊豆の施設ということもあり、現在は地域貢献型のイベントや運営方法を考えている。今回の採用も地元で就職することによって地域経済につながる活動の一環。プロのダンサー経験のある人ではなく、実際ダンスに憧れた未経験者を中心に採用している」と話す。

 入社した5人のロコガールズたちは専属のダンサーではなく、それぞれ別の業務も兼務。フラガールの業務について「販売やレストラン、また動物や植物の展示担当などの業務を行っている。練習期間中は午前中は通常業務を行い、午後はステージの見学・練習などを行っている」とも。

 現在、先輩ダンサーたちと一緒にステージに上る「伊豆の踊子」ならぬ「伊豆のフラガール」たち。新卒メンバーのひとりである深山紀歩さんは「フラは常に笑顔で指先まで筋肉を使うダンス。最初はダンスに集中して笑顔ができなかったこと部分がつらかった」と振り返る。

 メンバーの内田和美さんは「練習はつらかったけど、今は本番で来場者が笑顔で見送りに応えてくれるのがうれしい。今後は来場者に喜ばれるだけでなく、(1期生の)先輩たちと一緒に、施設のショー以外の場所で活動し、施設やショーをもっと知ってもらいたい」と話す。

 ショーは11時30分~、13時30分~の2回。開催日はカレンダーによる。入場料は大人=1,200円、中学生・小学生=600円。

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