
熱川バナナワニ園(東伊豆町奈良本)で12月26日、「ワニ池大掃除」が行われた。
同イベントは、同園分園がオープンした1971(昭和46)年からの恒例行事で、今年で46回目。同園のワニ放流池は通常2~3カ月に1度程度行われるが、毎年年末には作業の様子を公開し同園の恒例行事になっている。
ワニ園にはシャムワニ・ナイルワニ・クチヒロカイマン・ミシシッピワニの4種18頭のワニが飼育されていて、通常同園敷地内から組み上げられている温泉と水を混ぜ、およそ28度の水温で飼育されている。この日掃除が公開されたのはミシシッピワニで、推定年齢は30歳、体長はおよそ3メートルほどに及ぶ。
早朝から池の水抜きを行い、8時30分ごろから園内職員10人ほどで放流池の泥などをブラシで掃除する作業を開始。その後ワニのブラッシングを開始し、2匹のワニが丁寧に清掃された。
同園の学芸員でワニの飼育歴40年の横山宏明さんは「年末は普段よりも丁寧にブラッシングし、正月の来園者に向けてきれいな姿を見てもらいたくて始めたもの。清掃のほか、ワニに傷があるか、体調は悪くないかチェックすることも恒例行事だ」と話す。
この日、清掃活動を見学しに来た大阪在住の女性は「幼いころからワニが好きで、昨年この行事を知ってやっと訪れた。念願がかなってとてもうれしい」と感想を話した。
ワニの魅力について横山さんは「非常に獰猛で怖い存在かと思われるが、ずんぐりした胴体と可愛らしい仕草が人気がある。今後もワニの『キモかわいい』部分を知ってもらえるような活動をしていきたい」と話す。
営業時間は8時30分~17時。入場料は、一般=1500円、中学生まで=750円。