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西伊豆で漁師たちが「乗り初め」行事 6000個の餅まきで福分ける

大漁旗を掲げた漁船から餅が投げられ、福を求める参加者たち

大漁旗を掲げた漁船から餅が投げられ、福を求める参加者たち

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 仁科漁港(賀茂郡西伊豆町仁科)で1月2日、「漁船乗り初め」が行われた。

今年の「戦利品」を見せる藤井さん一家

 同港はイカの一本釣りなどが有名な漁港で、同漁港には約100隻の漁船が停泊され、500人ほどの漁師たちが所属する。

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 漁船乗り初めの歴史は古く、戦前から行われている行事。同港では1月2日に行い、港に所屬する10隻あるイカ釣り漁船のうち3隻が代表して、港内でパレードを行い、豊漁と海の安全、そして家内安全を祈念するもの。

 パレード後には、漁船が港に接岸し、漁師や年男・年女による6000個の餅まきが行われ、地元住民や観光客ら約600人が年始の福が分けられた。

 餅まきに家族で参加した藤井明生さん(9歳)一家は、家族でおよそ100個ほどの餅を手に入れた。明生さんは「多くの餅がとれてとてもうれしい」と話し、今年の抱負について「テストで100点を採れるように頑張りたい」と話す。

 主催する西伊豆町観光協会の鈴木敏文専務は「今年は昨年よりも盛況で、観光客の姿も多く見られた。西伊豆町は『夕陽日本一宣言』を行っていて、観光には力を入れている。今後も地元の魅力をアピールできるよう、発信していきたい」と話す。