見る・遊ぶ 暮らす・働く

伊豆・函南の道の駅が来場者100万人 当初目標を大きく上回るペース

100万人達成者になった室岡さん一家と、同駅のマスコットキャラクターの「マモリくん」

100万人達成者になった室岡さん一家と、同駅のマスコットキャラクターの「マモリくん」

  • 59

  •  

 道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」(函南町塚本)で2月18日、来場者100万人達成を祝う記念式典が行われた。

[広告]

 同駅は昨年5月1日に開業。伊豆の食材を集めた飲食店、伊豆の魅力を伝える物販店、コンシェルジュを常駐させる観光情報案内所やスタジオを設置。町内外のパフォーマーが表現するステージや、自身の作品や産物を販売する自由通路などのスペースも用意している。

 当初、周辺の交通量などを踏まえて年間来場者数を70万人と算出した同施設。広報担当者は「毎週末に行われるライブや、地域色を生かしたイベントを積極的に取り組んできた」と話す通り、1日平均およそ3400人が来場。予想を大きく上回る通常の2倍のペースで、オープンからおよそ9カ月半で来場者数100万人を達成した。

 式典で同施設を運営する「いずもんかんなみパートナーズ」の河田亮一社長は「来場者数は道の駅への期待や興味の表れ。今後も函南町と伊豆地域全体の活性化につながるよう努力していきたい」と意気込みを見せる。

 記念すべき来場100万人達成者となったのは、裾野市から訪れたという室岡和秀さん一家。室岡さんは「施設内の店舗などを見ようと初めて足を運んだ。とてもびっくりした」と驚きを見せる。室岡さん一家は100万人達成記念のくす玉を割り、記念品として函南産イチゴや丹那ブランド品の詰め合わせが贈られると笑顔を見せた。

森延彦函南町長は100万人達成までを振り返り、「同施設が伊豆の玄関口としての機能をしっかり果たすと同時に、函南町への交流人口増加につながったことは非常に大きな変化」と同施設の効果について語る。

今後は、施設の南側に辛子明太子の製造を見学できる施設「かねふくめんたいパーク」や、2019年4月には伊豆中央道を挟んだ向かい側には川の駅の供用開始する予定。施設間の相乗効果により、伊豆全体の玄関口としてさらなるにぎわい創出が期待される。

 飲食施設・観光案内施設の営業時間は9時~18時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース