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沼津でエコー写真スクラップ本講座 産後親子の「おいてけぼり」防ぐ

それぞれのエコー写真をデコレーションしていく参加者たち。

それぞれのエコー写真をデコレーションしていく参加者たち。

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 レンタルスペース「CafeLDK」(沼津市岡宮)で3月8日、妊娠中のエコー写真を使ったスクラップブッキング講座が行われた。

 スクラップブッキングとは、さまざまな柄の紙やステッカーなどと写真を組み合わせて作る米国発祥のペーパークラフト。この日講師を務めた松尾亜矢子さんは「用いる紙は酸を含まないアシッドフリー素材のため、経年変化による色落ちがなく、アルバムや壁飾りとして制作するにも向いている」と話す。

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 講座は、サロンオープン後のイベント開催に向けたプレイベントとなっており、参加者は妊娠中の人に限定せず、子育て中のお母さんたちが集まった。松尾さんから写真や飾りの配置についてアドバイスを受けて制作を楽しみ、子育てに関する話も弾んだ。

 同イベントを主催するのは、子育て支援事業を手がけるtasuki(沼津市錦町)。2011年に沼津市内で子育て応援サークルとして活動をスタートし、これまでに季刊誌のフリーペーパー発行や「ママのための防災講座」実施を手掛けてきた。

  これまでサークルとしての活動を行っていたが、この3月に法人化した。杉浦希未子社長は「事業の根底にある思いはおいてきぼりを作らない社会の実現。そのためには、地域での子育て支援があり、継続的にその支援を行う必要がある」と話す。

 同社では現在、マタニティサロンyadorigi(やどりぎ)を沼津市内にオープンする準備を行っている。サロンでは、オーガニックの食事を提供するマタニティカフェ、出産や幼児について学ぶ講座、体のケアなどのサービスを提供予定する。「不安の多い妊娠・出産・子育てをしていくお母さんや家族を、さまざまなアプローチで応援していく」と杉浦さん。イベントを重ねサロンの周知を行っていくという。

杉浦さんはサロンオープンに向けて、「これから出産を控える人に、妊娠中から出産後に必要なことを学んだり、頼れる人を見つけたりする機会を提供していきたい」と意気込む。