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天城・月ヶ瀬梅林でウメ収穫 地元小学生たちが収穫体験も

ウメを収穫する小学生たち

ウメを収穫する小学生たち

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 月ヶ瀬梅林(伊豆市月ヶ瀬)で6月2日、「梅狩り」が始まる。

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 月ヶ瀬梅林は6.2ヘクタールの天城連山が一望できる土地に、約1500本の各種ウメの木が植樹されている梅林。戦時中に開墾された敷地に地元住民らが中心となり組合を設立。現在は52人の組合員によって構成されている。

 現在梅林の収穫量は10トンほどで、その半分が同組合が製作する梅シロップなどの加工品になり、およそ半分が観光農園として収穫されていくという。

 伊豆月ヶ瀬梅組合の内田隆幸組合長は「組合員のうち50代から60代が中心で活動している。組合員の人手も足りない悩みを逆手にとって、毎年観光と収穫で多くの人に来てもらっている」と話す。

 この日は開園を前に伊豆市立天城小学校(伊豆市青羽根)の2年生30人が収穫体験を行った。30人の子どもたちは、内田さんの説明を聞いた後、ウメの木に集まり収穫体験を行った。

 参加した森島心音(ここね)さんは「自分の家にもあるが、収穫体験はとても楽しかった」と話す。収穫したウメに関しては「祖母にウメご飯を作ってもらいたい」と話す。

 内田さんは「現在は休耕地を活用してウメの増産を今年から始めた。伊豆の名物として、今後は高齢者の従事者を増やし、伊豆の新しい産品を開発していきたい」と話す。

 梅林の開放時間は8時~15時。ウメの販売価格は1キロ=400円。コウメは1キロ=450円。

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