「熱海2030会議」3年目がスタート 熱海の関係人口増加目指す

多くの参加者が集まった会場の様子

多くの参加者が集まった会場の様子

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 熱海のコワーキングスペース・シェアオフィス「naedoco」(熱海市銀座町)で5月26日、「ATAMI2030会議」が行われた。「熱海リノベーションまちづくりプロジェクト」の一環で、官民連携事業として2016年にスタート。今年で3年目を迎えた。

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 開会のあいさつとして、森本要熱海副市長は「何かをやりたいという人を温かく受け入れるのが熱海。この場をきっかけに多くの人にチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。

 2018年度の1回目となった今回は、「寛容社会と地域コミュニティー」をテーマに、LIFULL HOME’S総研所長・島原万丈さんの講演や、地域で既にコミュニティーを運営している人を中心とした情報交流会を行った。

 同会議の運営を担う市産業振興室の長谷川智志室長は「1年目は街の課題解決を目的にした内容が多かったが、3年目はこれからの可能性を考えていくフェーズに入ってきた。今まで以上に参加型の会議内容にすることで、熱海に関わってくれる人をさらに増やすことが目標の一つ」と話す。

 昨年熱海に移住し、今回会議に初めて参加したという倉田環妃さんは「自分で経営する会社は東京が拠点のまま。熱海は東京の通勤圏であることが魅力の一つだが、今後はこの地域でも仕事をしていきたい。そのきっかけを見つけるために参加した」と話す。

 次回は7月28日、「地域で子どもたちを育む」をテーマに開催予定。第2回からの参加や、単発参加も歓迎している。

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