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修善寺にゲストハウス「ノット」 地域と利用者の「結び目」目指す

宿の中にある伊豆半島と山本さん(左)と、従業員の木村さん

宿の中にある伊豆半島と山本さん(左)と、従業員の木村さん

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 伊豆市修善寺に6月1日、ゲストハウス「Hostel knot(ホステル・ノット)」がオープンした。

 築40年の建物を改装した同施設。2階建て物件の1階はコミュニティスペースとキッチン、シャワールーム、2階は女性専用客室を含めカプセルホテル風の客室全14部屋、個室1部屋を備える。

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 同施設を経営する三島市出身の山本涼平さんは、大学在学中からイギリスやニュージーランドを訪れ、ゲストハウス文化に親しんできたという。

 山本さんは「ゲストハウスは、多くの人が寝食を共にしながらコミュンニケーションできる機会がとれるのが特徴で、いろいろな国の人と会話できる機会も多い。相手との会話により自分の思い込みや先入観が崩れ、本当の会話ができるようになった。人とのドラマが多くあるのがゲストハウス」と話す。

 山本さんは帰国後、国内のゲストハウスで働きながら独立の準備に着手し、オープンにこぎ着けた。伊豆を選んだ理由について、山本さんは「三島は海や山の自然が多く、魅力のあるスポットが多いのに外国人に伊豆はまだあまり知られていない。外国人にとって、自分の好きな伊豆をPRしていきたい」と意欲を見せる。

 「開設に当たり、クラウドファンディング支援者をはじめ多くの人に支えられた。目の前で感謝とお礼の気持ちを表したい。多くの人にしっかりと恩返ししていきたい」とも。

 ドミトリーをカプセルホテル風にした理由については、「ゲストハウスになじみの薄い日本人に利用してほしい。相部屋という意識が薄い人にゲストハウスの楽しさを知ってもらおうと半個室を作った」と山本さん。

 今後については、「店名の『ノット(=結び目)』のごとく、伊豆の中心部で西伊豆や東伊豆、下田などを訪れる多くの旅行者をつなげる施設にしていきたい。当施設を訪れた多くの人にも結び目として機能していければ」と話す。

 宿泊料金は、ドミトリー=3,200円~、個室(2人まで)=7,200円~。