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大室山でコーヒーと映画イベント 伊東市で「映画の文化」広げる

コーヒーのワークショップに集中する参加者たち

コーヒーのワークショップに集中する参加者たち

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 映画とコーヒーのワークショップ「coffee・coffee・coffee」が9月30日、大室山の麓にある飲食店「おおむろ軽食堂」(伊東市富戸)で行われた。

 伊東市内で映画を上映するきっかけをつくる「コケラプロジェクト」の1回目のイベントとして行われる。伊東市内でカフェ「カフェローステライ・ヴェッカー」(和田)の店主・渡邉伸さんによるコーヒーテイスティングと入れ方のワークショップをはじめ、おおむろ軽食堂が食事を提供。その後、コーヒーをテーマにしたドキュメンタリー映画「ア・フィルム・アバウト・コーヒー」を上映した。

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 台風24号の接近で悪天候の中での開催となったが、会場には当日参加のメンバーを含め、市内外から15人が参加した。参加者たちは、渡邉さんのコーヒーの説明に、熱心に耳を傾けていた。

 渡邉さんは「後で鑑賞する映画に出てくるコーヒーの専門用語を分かりやすく説明するよう心がけた。参加してくれた人はどれも楽しそうだったので、とても良かった」と話す。

 この企画を立ち上げた渡邉将さん(40)は「来年のイベントで、砂浜で上映をしたいという思いが発想の発端。伊東はかつて映画娯楽が盛んな地域だったが、30年ほど前に最後の映画館が閉館してから映画文化は途絶えた。この企画をきっかけに、温泉会館や飲食店などでこの流れが増えてくれれば」と話す。

 渡邉さんは「コケラと名付けたのは、魚のうろこを指す『こけら』と初舞台の『柿(こけら)』を合わせたもの。うろこは集まって一つを成している。今後もさまざまな人と場所を集めてつなぎ合わせ、楽しいこと・ものを発信していきたい」と話す。