東伊豆町稲取地域で3月2日・3日、イベント「雛(ひな)フェス」が行われる。
同地域が「雛のつるし飾りまつり」でにぎわう時期に合わせ、かつて温泉客でにぎわっていたメインの表通りの空き店舗を活用し、出店や音楽ライブなどを行う同イベント。
企画は、東伊豆町商工会青年部メンバーと同町地域おこし協力隊員の荒武優希さん。荒武さんは「かつてにぎわいのあったメイン通りを活性化し、空き店舗から地域の新しい観光コンテンツを生み出したい。今年3月で協力隊を卒業することもあり、3年間の集大成としてイベントを企画した」と話す。
当日は、通りを歩行者天国にし、商工会青年部がプロデュースする地域認定商品の販売店をはじめ、松崎町からは木工体験のワークショップ、地域おこし協力隊員によるカフェなどが軒を連ねる。
荒武さんは「町内外からブース出店があり、合わせて50店ほどが並ぶ。3日はIZoo(河津町)のふれあい体験、元『ミス雛のつるし飾り』たちによるライブもあり、幅広い年齢層に楽しんでもらえるのでは。観光客はもちろん、今回のイベントに協力してくれた地元の人にも楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。雨天時は縮小開催。