サバの日にちなんだイベント「伊豆の玄関口でサバを叫ぶ」が3月8日、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」で行われた。
同イベントは、今年6月1日2日に開催する「サバーソニックアンドアジロックフェスティバル」実行委員が企画したもの。3月8日のサバの日に、現在開催しているクラウドファンディングの達成の感謝と、さらなるピーアールを目的に行ったもの。
参加者たちは壇上に上がり日頃の感謝を大声で伝え、その音量を競う。感謝の言葉はサバ・アジにかけて「おかげサバです」「アジがとう」と家族や同僚、友人たちに感謝の気持ちを大声で伝えた。参加者は参加賞として、伊東漁港から朝水揚げされたサバを1本プレゼントされた。
イベント内では、30人以上の参加者があり、最も大きな声で優勝したのは、愛知県在住の久米芳樹さん(48)。久米さんは大川温泉に立ち寄る途中で参加したといい、サバやアジを取り巻く海の自然環境に感謝の気持ちを述べたという。久米さんには、イベントオリジナルTシャツのほか、サバ・アジ・サザエなど海産物の詰め合わせが進呈された。
実行委員町の渡邉将さんは「2月から開始したクラウドファウンディングが先日ひとつの目標である「良いサバ」にちなんだ113万8,000円を達成した。今日はサバの日にちなんで感謝の気持ちを伝えたかったのがきっかけ。賞品の魚は魚屋である自身のルートを使い、朝採れの40キロのサバやアジ、イカも含めた魚介類を集めた。多くの人が喜んでくれる姿がとても嬉しかった」と話す。
今後については「今後も気持ちを受け取りながら、感謝の気持ちを伝える、双方向で楽しむイベントに仕上げていきたい」と話す。