三島駅前にある公園施設「楽寿園」(三島市一番町)で現在「第62回楽寿園菊まつり」が開催されている。
同イベントは楽寿園の秋の名物として定着していて今年で63回目となる。園内は約6000鉢の菊で彩られ、園内は秋の雰囲気に彩られている。
そのほか、11月1日には同時開催の「東海菊花大会」も開催され、大菊・懸崖菊・盆栽菊・福助作り・切花等の菊の展示のほか、愛好家の栽培した良質の菊苗の販売や相談会も行っている。
中でも注目するのが、毎年テーマを決めて開催される「大型盆景」。今年は京都の「八坂の塔」(法観寺五重塔)を筆頭に大きな盆景で会場を賑やかにしている。盆景は現在が見ごろを迎えている。
同園では現在、17時から21時まで夜間ライトアップを実施。大型盆景のライトアップのほかにも、イルミネーションや色づき始めた紅葉のライトアップも楽しむことができる。
会場を訪れた三島出身の60代男性は「毎年夜の景色を見に来ていて、今年も楽しませてくれた。五重塔の壮観さは近年まれに見る出来ではないか」と目を細める。
期間中、夜間は入場無料。ライトアップは16日まで。