三島の大学生が「妊活」体験-産みの苦しみ、育ての喜びを知る

育児体験をする男子学生たち

育児体験をする男子学生たち

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 三島市が11月1日・2日、日本大学国際関係学部(三島市文京町)の学園祭「富桜祭」に育児体験ブースを出店した。

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 同企画は三島市健康づくり課が企画したもので、学生たちが出店するブースたちと並んで出店。ブース内では約8キロあるエプロンを装着し、妊婦を体験するコーナーや、生後間もない赤ちゃんの人形展示、実際泣いている人形をあやしたりする「妊活」体験を行った。

 同体験を行った日本大学国際関係学部4年の保田琢磨さんは「子どもは早くに欲しいと思っているが、妊娠や出産の大変さをあらためて知ることができた。奥さんをより手助けしたいと思った。就活も大変と思ったが、妊活の大事さを感じる、いいきっかけになった」と話す。

 同企画を担当した保健師の三枝知子さんは「就活や婚活なども多く取り上げられているが、妊娠・出産の経験も人生の大事なイベント。ライフプランの計画を考えてもらうきかっけになってくれれば。また母子だけでなく男性にも妊娠や出産の大変さと喜びを知ってもらいたい」と話す。

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