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「沼津ぐるめ街道振興会」に国交省から感謝状 美化活動に取り組み28年

(左から)沼津河川国道事務所の辛嶋所長、「沼津ぐるめ街道振興会」の渡邉会長、沼津市非公式キャラクターひものん

(左から)沼津河川国道事務所の辛嶋所長、「沼津ぐるめ街道振興会」の渡邉会長、沼津市非公式キャラクターひものん

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 国土交通省中部地方整備局が8月21日、「沼津ぐるめ街道振興会」(沼津市岡宮)に感謝状を贈った。

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 同会が行う清掃活動が「国道246号沼津ぐるめ街道」の美化に長年貢献したとして、国土交通省中部地方整備局長表彰の対象となった。同日、沼津河川国道事務所の辛嶋亨所長が同会の渡邉一浩会長に感謝状を手渡した。

 同会は1996(平成8)年から、上石田北交差点~東名高速道路沼津インターチェンジ付近の約3キロで美化活動を行っている。

 きっかけについて、渡邉さんは「当時(私は)青年部長で、日頃の自治会に参加する中で、地元住民が『ぐるめ街道』を大切に思い維持管理しているのに、ここで商いをしている商業者が何もしないのはおかしいと思い、皆へ声がけをして商人の地元愛を示す行動の一つとして清掃活動を始めた」と振り返る。

 地道に活動を続けていく中で徐々に参加者が増えていき、多い時には150人が参加することもあったという。

 渡邉さんは「『継続は力なり』の言葉通り参加者が増え、道路沿いの様子は変わり、皆の意識も変化していった。清掃日以外でも個々がきれいにする姿も見られるようになった。これからも清掃活動を続け、人とのつながりや子どもたちへの教育、モラル向上などを目標に、街の変化に合わせ、時代に合った商業エリアになっていければ」と今後を見据える。

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