沼津のピラティススタジオ「PILATES BODY STUDIO(ピラティスボディースタジオ)」(沼津市高島町、TEL 055-926-4402)の「シルクサスペンション指導者養成コース」が人気を集めている。
シルクサスペンションとは、ニューヨークを発祥としたピラティストレーニングの一種で、天井からつるしたハンモック状のサスペンション等を利用して行うもの。サスペンションのハンドル位置や荷重の位置を変更することで、さまざまな部位に働き掛けるという。現在はフィットネス用途だけでなく、リハビリ分野でも注目されているという。
同スタジオ代表の櫻井淳子さんは、同トレーニングに関して「バランスを保ちながら運動することでインナーマッスルが鍛えられ、より機能的な効果が得られる。また、宙に浮いた感覚があり、初心者でも楽しめるのが何よりの特徴」と話す。
同コースは2日間を要するもので「ニューヨークのスタジオ公認の養成講座としては日本初となる」(櫻井さん)。昨年9月の開始以降、県内や首都圏、九州から、ピラティスインストラクターやフィットネスジムの指導員など、さまざまな受講生が集まっている。
4月19日から始まる次回はすでに満員。今月から受講終了対象者に向けて、より高度な技術を習得することを目的とした「レベル2」も開始する。
今後について櫻井さんは「地方都市には本格的なピラティスが少ないが、このような養成講座を続けていき、より多くの人に伝えていければ」と話す。
今後の同コースの予定はホームページで告知する。