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沼津・狩野川で清掃作業 SUPやカヌー使い

狩野川の清掃活動をしたメンバー

狩野川の清掃活動をしたメンバー

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 スタンドアップパドルボード(SUP)やカヌーでの狩野川の清掃が6月11日、「かのがわ風のテラス」(沼津市上土町)付近で行われた。

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 「みずのみず」(富士宮市黒田)の小寺毅さんや静岡県内の若手経営者5人が中心となり、「かのがわ風のテラス」から黒瀬橋までの約1キロを約2時間かけて清掃した。ペットボトルや缶、ビニール袋、ボールなどを拾い集めた。

 小寺さんは「経済活動をしながら地域資源を見つめ直し発信する活動ができないか、という考えから、カヤックやSUPを使っての川の清掃に至った。静岡県内の水源と流域のまちとの循環を見つめる機会にしたいと思った」と振り返る。

 参加した「シンカー」(静岡市葵区)の曽根田光さんは「カヤックを使ったごみ拾い活動に誘ってもらい、参加した。静岡を良くしたいという強い思いがもともとある。清掃に参加し、楽しく沼津のまちをきれいにできて自分の心も磨かれた」と話す。

 小寺さんは「予想以上のごみの量に驚いた。カヤックなどを使わないと収集ができない川岸などの場所にごみがたくさんあった。今回の活動は今後も続けたいと思った。自分が出したごみだけでなく、地域のごみも自分事としてきれいにしていく習慣をみんなでつくりたい。さらにそれを仲間とレクリエーションを兼ねて楽しむことで、ごみ拾いを楽しいと感じてもらえるよう、今後も前線に立って活動していけたら」と意気込みを見せる。

 清掃活動は今後も不定期で続けていくという。

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