展示会「旅するモロッコ展」が現在、自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「チャトラコーヒー」(沼津市大手町)2階のギャラリー「チャトラ『プレイス』」で開催されている。
展示の様子 = 沼津で「旅するモロッコ展」 写真130点で知られざる魅力を紹介
同展は「暮らすように旅する」をテーマに、モロッコを旅した「NUMAZU EDIT」の神宮優子さんが現地で撮影した写真約130点を中心に、民族衣装や陶器など約10点の雑貨を展示する企画。サハラ砂漠や青い街・シャウエン、古都フェズなどの名所だけでなく、ガイドブックには載っていない日常の風景や現地で出会った人々の暮らしも紹介する。
神宮さんは、今年予定していたモロッコ渡航が中東情勢の影響で乗り継ぎ便の運航状況などから実現できなくなったことを受け、「今できる形でモロッコの魅力を伝えたい」と展示を企画。「夢の一つでもある『モロッコの港町エッサウィラと沼津市が友好都市になる』という願いへの小さな一歩として、モロッコ展を開いた」と話す。
会場では、広大なサハラ砂漠や色鮮やかな街並み、遊牧民の暮らし、伝統的な食文化などを紹介。「サハラ砂漠では『星の王子さま』の世界に迷い込んだような時間を過ごした。観光地だけでなく、人との出会いこそがモロッコ最大の魅力」と振り返る。
「当店でなぜモロッコ料理を始めたのか、とよく聞かれる。その答えも含め、私が旅で出合ったモロッコを写真や言葉、文化を通して伝えたい」と神宮さん。「旅は遠くへ行くことだけではなく、日々の暮らしの中にも発見がある。モロッコから帰ってきて、以前にも増して沼津が好きになった。この展示をきっかけに、一人でも多くの人が『いつかモロッコへ行ってみたい』と思ってもらえたら」と来場を呼びかける。
市内から訪れた50代男性は「印象に残ったのは、観光地だけではなく、食事や市場、現地の人との交流の写真が多かったこと。旅の温度感が伝わってきて、『モロッコに行ってみたい』と感じられた」と話していた。
会場のチャトラコーヒーでは、イベント限定の「旅するモロッコブレンド」ドリップバッグ2種類や、関連グッズも販売する。
開催時間は10時~17時。水曜定休。観覧無料。7月23日まで。