三嶋大社前にある商業施設「大社の杜みしま」(三島市大社町)の来場者数が6月4日、100万人を突破した。
同施設は「遊びが生まれる粋な路地裏」をメインコンセプトとし、2013年11月に開業。約780平方メートルの面積に3.5坪~5坪程度の空間にカフェやワインショップ、イタリアンレストランに和菓子店など14の個性的な店がそろう。
同施設は開業後、順調に来客数を伸ばし、2014年33万人から15年には40万人に成長。5月末現在では21万人の来場者を記録し、今年は52万人の来場者を見込んでいる。
13時30分ごろ、同施設は100万人目の来場者を同施設正門で出迎えセレモニーを行った。100万人目の来場者となったのは、長泉町在住で会社員の鈴木唯さん。鈴木さんは会社仲間とテニスをした帰りで「昼ごはんと一緒に運動後のビールを飲みにやって来た。施設に来たのは今回で2回目。昼からビールが飲めるのもこの施設の魅力」とほほ笑む。
100万人突破について、同施設コーディネーターの轟俊男さんは「観光客の来場者だけでなく、普段使いしてもらえる地元の来場者に向けてイベントなど施策を行ってきたおかげか、多くの人に喜ばれる施設になろうとしている。人の交流が生まれる場所として、さまざまなサービスを行っていきたい」と話す。
同施設は100万人突破を記念して12日、先着100人に記念品の配布を予定している。
営業時間は10時~22時。