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沼津花園町にスターバックス 「沼津垣」など地域資源の発信も

店舗外観

店舗外観

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 スターバックス沼津花園店(沼津市花園町)が3月17日、オープンした。

オブジェとして利用されている沼津垣

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 国道1号線沿いにある店舗で、沼津市内のスターバックスとしては3店舗目。これまでの駿河湾沼津サービスエリア店や、ららぽーと沼津店と異なり、地元来場者をメインとした店舗運営を行う。

 店舗はおよそ150平方メートルで、座席数は72席。同店の吉川由香理ストアマネジャーは「天井を高くし、居心地のいい店作りを行っている。店内でもお薦めの席はゆったりとコーヒーが飲めるソファ席だ」と話す。

 ソファ席の壁面には、沼津に古くから伝わる「沼津垣」をモチーフとしたオブジェが飾られているのが同店の特徴。沼津垣は、駿河湾に面した西風が強く、強風を防ぐために使われている竹垣。オブジェは地元のシルバー人材センターが竹垣を作り、店舗側でデザインしたという。

 オープン後は沼津垣の職人らが参加し、沼津垣や地元資産・文化に関するイベントを開催する予定。「建設時から地元の多くの人の関心いただいている。今後も地域の資産や文化を発信できるスターバックスになっていければ」(吉川さん)とも。

 オープン日の8時には30人以上の行列ができていた同店。来店した沼津市在住の主婦は「本を読みながらゆっくりできる場所がほしかった。広々とした作りなので、何度も通う予定だ」と話す。

 営業時間は8時~23時。

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