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沼津のラーメン店にサバだし使ったラーメン 「サバソニ」に思いをはせ企画

「濃厚 鯖らーめん こいさば」と「すみさば アジロックver.」と鈴木さん

「濃厚 鯖らーめん こいさば」と「すみさば アジロックver.」と鈴木さん

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 ラーメン店「めん処 陽向(ひなた)」(沼津市下香貫)が5月28日、期間限定ラーメン「濃厚 鯖(さば)らーめん こいさば」の販売を始めた。

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 同店は2017(平成29)年4月、伊豆の国市大仁に出店。「あなたの身体いま、エビ足りてますか?」をキャッチフレーズに、濃厚えびラーメン「こいそば」と淡麗海老らーめん「すみそば」を主力メニューとし、木曜夜に隔週で内容が変わる限定ラーメンを提供している。2019(平成31)年2月に下香貫に移転した。

 限定メニューは、2017(平成29)年から開催されている伊東市の地魚PRイベント「サバーソニック&アジロックフェスティバル」に同店は初回から毎年参加しているが、今年は延期となったため、同店は「勝手にサバソニウィーク」を企画。サバとアジにちなんだラーメンを期間中毎日店舗で提供する。

 商品は、同店の看板メニュー「こいそば」をサバと融合させたもの。「濃厚 鯖らーめん こいさば」(900円)は、海老のスープにサバ節のだしを合わせ、香味油にもサバとアジを使い、トッピングにもサバの混合粉を使う。店主の鈴木慎也さんは「圧倒的なサバ感を実現させた」と話す。

 6月4日は夜限定で「すみさば アジロックver.」(900円)を提供する予定。水出しで取ったサバとアジのだしに昆布を合わせた冷たいスープのラーメンで、昆布のとろみもあり、すっきりしているが厚みのある味に仕上がったという。

 鈴木さんは「サバソニ主催者が常連客だったことがきっかけでコラボメニューを開発した。毎年改良を加え、今年初めて『すみさば』にアジのだしを使うことに成功した。いろんな人に食べてもらって、ここでしか味わえない体験をしてもらいたい」と話す。

 今後について「イベントに限らず、店とのコラボも積極的に行っていけたら。今後もコラボ企画でこの苦しい時期を一緒に乗り越えていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、昼=11時30分~15時、夜=17時30分~21時、木曜=18時~21時。 火曜定休。

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