割狐塚稲荷神社(長泉町下土狩)で8月30日、オンラインミーティングソフト「Zoom」を使った「新型コロナウイルス退散 オンラインご祈祷(きとう)会」が行われた。
同神社は約1万年前の富士山の溶岩の丘に稲荷大神を祭り、伊豆半島ジオパークのジオポイントにも認定されている。
祈祷会には27人が参加。企画したオフィスグルー(沼津市大諏訪)の窪野岳社長がタブレット端末で生配信し、コロナ収束と伊豆半島ジオパーク再認定を祈念した。
参加した安藤華純さん(16)は「新型コロナウイルスが一刻も早く収束して、また元の生活に戻れる日が早く来ますようにと一心に思い、祈祷した。オンラインでこのような活動に参加するのは初めてだったが、とても貴重な経験になった。岩の中央の亀裂からキツネが飛び出したという言い伝えが神社の名前の由来となっているということも知ることができてうれしかった」と話した。