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清水町にカヌレ専門店 地場産品を使ったオリジナルカヌレも

カヌレを持つ花井さんと勝又店長たち(撮影時のみマスクを外しています)

カヌレを持つ花井さんと勝又店長たち(撮影時のみマスクを外しています)

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 カヌレ専門店「ななカヌレ」(清水町柿田)が2月5日、オープンした。

定番のクラシック(280円)

 同店は、静岡県東部では初のカヌレ専門店。ケーキ店だった居抜き物件を改装し、壁や床は店舗スタッフや物件のオーナーと共に塗装した。

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 店名の「ななカヌレ」は7つのカヌレの意で、全20種類のうち毎日7種類のカヌレをショーケースに並べる。店舗オリジナルの「クラシック」のほか、日替わりで沼津産の寿太郎みかん、白隠正宗(沼津市原)の甘酒、裾野市産の茶葉、清水町産の豆乳など地元産の積極的に食材を使ったカヌレをそろえる。価格はクラシック=280円、そのほか=300~350円。

 プロデューサーの花井美里さんは「彩り居酒屋 花の菜」(沼津市大手町)を経営しており、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込み、新事業としてカヌレ専門店を考案したという。「自身がカヌレの大ファンで、このカヌレの魅力を多くの人に伝えたいと思った」と話す。

 オープンに当たって、花井さんは全国から約150種類のカヌレを取り寄せ研究した。「カヌレ好きの自分が、嫌いになるほど試作を重ねた。出来上がったカヌレを知人に試食してもらったり居酒屋で提供したりしたところ好評で、専門店出店の可能性が確信に変わった」と話す。

オープン初日は用意した約500個が75分ほどで売り切れ、オープン後も予約が相次ぎ現在は予約を締め切り、当日販売分のみを取り扱っている。

 店長の勝又美佐子さんは「種類がたくさんあるので選ぶ楽しみも味わってもらえたら。現在は生産が追い付かず予約をお断りしているが、製造スケジュールを調整しているので、準備が整ったらまた予約をお受けできるようにしたい」と話す。

 花井さんは「カヌレはもともと重く、もちもちとして甘みも強いが、当店のカヌレは中がふわふわでしっとりしているので、食後でも食べてもらえると思う」と話す。「もらってうれしい、かわいい、お客さまがお客さまに渡してうれしいと感じるものを表現した。『静岡に来たら富士山カヌレ』という存在になりたい。近く新商品の開発も考えていて、カヌレで地域の魅力をアピールしたい」と意気込む。

 営業時間は、平日=11時~19時、土曜、日曜、祝日=10時~17時。(いずれも売り切れ次第終了)。火曜定休。