イベント「mishima vege marche(ミシマベジマルシェ)」が2月28日、みしま未来研究所(三島市中央町)で開かれる。
箱根西麓三島野菜を取り扱う生産者や販売者を広く知ってもらい、交流してもらうことを目的としたイベント。野菜や果物など青果物から、パンやスイーツなどの加工食品、地元ハンドメード雑貨など、7店舗が出店する予定。
主催者で「Cafe&Bar Ocean」(三島市南本町)の店主、道場亜実さんは今回のイベントのきっかけについて「自分が店をオープンする際に野菜の産地を調べていくうちに、生産者の特徴やストーリーに触れ、野菜がおいしい理由を多く知った。マルシェを通して生産者やその周辺に着目してもらい、1度だけでなく継続性のある企画を行いたいと考えていた」と話す。
しかし企画中に第2子の妊娠が分かり、1年先延ばしにすることを考えていたところ、デザイナーでイベント企画を行うyuuyuu.(函南町)の西村悠さんに出会い、決行を決めたという。西村さんは「このイベントを通し箱根西麓三島野菜の魅力を20~30代の女性を中心に伝えたい。野菜のまとっているストーリーに共感してもらえれば」と話す。
野菜を使った料理の様子をインスタライブで配信する。料理教室で講師を行っていた経歴を持つ道場さんが、会場中でフランスの郷土料理やプチトマトのマリネなどのメニューの作り方を伝える。
今後も毎月最終日曜に開催する予定。西村さんは「定期的に開催することで、多くの人が地場産野菜を使い、その魅力を知ってもらえる仕組みをつくりたい。まずは地元の人への認知を高め、その後地域の魅力として発信していければ」と話す。
開催時間は10時~14時。雨天決行。