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沼津の公園で吹奏楽セッション 卒業後のコミュニティーの場づくりに

会場となる沼津中央公園で今田さんと杉本さん

会場となる沼津中央公園で今田さんと杉本さん

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 中央公園(沼津市大手町)で開かれるイベント「週末の沼津」で3月13日、「A.G.C 1dayセッション ワタシたちの音楽に卒業はない」が行われる。

 「After Graduate Club(A.G.C)」は高校を卒業後、地元で活動したいと思う若者を中心に今年1月に結成され、現在16人が所属しているサークル。今回のイベントは、市内に住む杉本颯真さんが仲間に声を掛け、吹奏楽経験者を集め、演奏を行う。

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 発足のきっかけについて代表で東京都市大学4年生の今田大登さん(22)は「地元のまちづくりに関わりたいが、進学で県外の大学に行き沼津でのコミュニティーが無くなってしまった大学生のネットワークづくりや、若い世代が交流できる場をつくりたいと思っていた。今年1月に参加者に思いを伝えたところ、このメンバーなら音楽ができるということが分かり、AGCを立ち上げることにした」と話す。

 今回のイベントは、今田さんが昨年申請した沼津市の「民間支援まちづくりファンド」を活用し、楽譜などを購入。イベント「週末の沼津」で21人による吹奏楽の演奏を行う。

 「紅蓮華」「虹」「ルパン三世」の3曲を演奏する予定。コロナ禍のため合同練習は行わず、個人で練習を重ね、イベント当日の午前中に初めての合奏を行った後本番に臨む。杉本さんは「毎週練習に参加できない気軽さが、逆に緩いコミュニティーができたと思う」と振り返る。

 「卒業後、同級生との交流はほとんど無く、成人式もコロナの影響で中止となり仲間と会えなかった。当日は通り掛かりの人にも楽しんでもらえたら。吹奏楽を知らない人が興味を持ってくれたらいい」と話す。

 今田さんは「演奏メンバーが『週末の沼津』に参加することで、裏側の運営スタッフの動きを知ったり、手伝ってくれたりと、強制ではなく自然と広がっていったらいいなと思う。音楽とまちづくりの接点が生まれるきっかけや、心の地元離れを解決するきっかけになれば」と意欲を見せる。

 開催時間は13時~、13時45分~の2回。雨天中止。

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