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「日本一のつり橋」三島スカイウォークが来場500万人 アクティビティーの充実目指す

石川さん家族と三島スカイウォーク担当者

石川さん家族と三島スカイウォーク担当者

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 三島にあるつり橋「箱根西麓・三島大吊橋(愛称=三島スカイウォーク)」(三島市笹原新田)の累計来場者数が3月9日、500万人を突破した。

スカイウォークを渡る石川さん家族

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 2015(平成27)年12月14日に開業した三島スカイウォーク。つり橋は全長400メートルで、歩行専用つり橋としては日本最長。橋は標高415メートル地点にあり、橋の高さは70.6メートル。富士山や駿河湾が一望でき、箱根や伊豆の山々も見渡せるビュースポットとして人気を集めている。今回の500万人は開業から数えて1912日目に到達した。

 当日は記念セレモニーが開かれ、500万人目の来場者となった愛知県から来た石川義久さん(36)に、沼津市の特産品の「寿太郎みかん」5キロ入り5ケースが贈呈された。

 妻の真那さんと娘の結月ちゃん(3)、息子の晃義くん(8カ月)と訪れたという石川さんは「1カ月ほど前から家族旅行を考えていて、愛知県の緊急事態宣言の解除を受けて伊豆を訪れた。コロナ禍で外出を我慢して過ごしていたが、長いつり橋を渡ったことが無く、開放的な場所で楽しみたいと思って三島スカイウォークに来た。こんな記念のタイミングで来れたのは一生の思い出になる。娘がミカンが好きなのでうれしい」と話した。

 同施設を運営するフジコー(三島市壱町田)の田中信太郎さんは「当初の予定より半年遅れたが、今日500万人を迎えることができて安心した。屋外施設で密になりにくい場所なので、外出自粛でストレスを感じている方に、自然の中でリフレッシュしてもらえたら。首都圏の緊急事態宣言が解除されたら多くの方に訪れてほしい」と話した。

 担当者によると、今年2月の来場者数は前年と比べ約5割減っているが、「ロングジップスライド」や「セグウェイガイドツアー」などのアクティビティーは前年とほぼ変わらない利用者数を堅持していて、「土産を買うよりも体験、モノからコトへの消費に移行していると感じている」と話す。

 営業時間は9時~17時。入場料は、大人=1,100円、中高生=500円、小学生=200円。

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