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三島に「ヴィレッジインク」が新オフィス 伊豆半島と全国をつなぐハブに

「VILLAGE INC.」の「V」と「I」を表現するスタッフの國部龍太郎さんと井ノ上由季さん

「VILLAGE INC.」の「V」と「I」を表現するスタッフの國部龍太郎さんと井ノ上由季さん

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 キャンプ場運営会社の「VILLAGE INC.(ヴィレッジインク)」(下田市武ガ浜)が6月1日、「みしま未来研究所」(三島市中央町)に新オフィスを開設した。

新オフィスの「エアストリーム」と中庭に張ったテント

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 西伊豆町で1日1組を受け入れるプライベートキャンプ場のほか、福岡県、佐賀県、群馬県など全国5カ所でキャンプ場や商業施設など7つの施設を運営する同社。日経BP社が発行する月刊誌「TRENDY」2020年12月号の特集「2021ヒット予測100」では同社が運営するキャンピング施設が1位を獲得した。

 新規事業マネジャーの國部龍太郎さんは「辺境グランピングサービスを全国展開していく中で、社長の橋村が出張で各地に出掛け、下田まで戻るのが難しく家族に会える時間が少ないことや、昨年3社から出資を受け、本格的に経理部門を担当する人員が必要になったこと、EC事業立ち上げに当たり、バイヤーとのやりとりや商品開発などの打ち合わせで、アクセスの良い場所を探していたところ、『みしま未来研究所』を紹介してもらった。幼稚園だった場所をリノベーションしたこの場所は中庭もあり、テントを張ることもできるモデルルームとしての機能も果たしている」と話す。

 新オフィスは、敷地内にあるキャンピングトレーラー「エアストリーム」を活用。ネット通販商品の開発やブランドコンセプトなど打ち合わせをする場所に役立てているという。

 國部さんは「コワーキングスペースやレンタルスペース、カフェ&バーがあるこの地は人との交流が生まれ、新たなシナジーが生まれる場所。伊豆半島と全国をつなぐハブとしての役割とともに、三島の人たちとたくさん交流して相乗効果を上げていけたら。一緒に働いてくれる仲間も募集している」と話す。

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