伊豆の国市の魅力を小学生が伝えるフリーペーパー「IZUCCO(いずっこ)」の勉強会が6月19日、伊豆の国市市民交流センター(伊豆の国市大仁)で行われた。
地元の小中学生が制作を通して地域の魅力を発信する「こどもローカルマガジンプロジェクト」の伊豆の国市版。子どもたちが地元を取材し、イラストを描き、写真を撮って地域情報誌を制作する。2019年に創刊し、昨年はコロナ禍で活動ができなかったため今回が第2弾となる。今年は地元小学生12人が参加している。
制作実行委員会代表の中野あゆみさんは「コロマガプロジェクトの伊豆市版『KURURA』の活動を知った伊豆の国市の父母たちの要望があり、伊豆の国市版を立ち上げることにした。子どもたちが自分の住む街を知り、伝えることで地域への愛が生まれ、10年後、20年後の地域の未来を支える人材を育てていきたいと思った」と話す。
この日、子どもたちは新聞記者から講義を受け、記事の書き方や、誰に伝えるために書くのかなどのアドバイスを受けた。これまで取材を行った市内の木工作家やイチゴ生産農家、老舗温泉まんじゅう店の魅力を伝え合う編集会議も行った。
同冊子は県東部地域を拠点に活動するデザイナー望月悟さんの協力を受け編集作業に入り、11月6日に完成披露発表会を行う予定。