東京2020パラリンピック聖火ランナー用の聖火採火式が8月17日、城岡神社(沼津市大手町)で行われた。
聖火は、県内35市町から採火された火を、日本平夢テラス(静岡市)で集火し、県内をランナーとともに走る。沼津市で採った火ははパラリンピックの成功と新型コロナウイルス感染症の早期収束を願い「沼津希望の火」と名付けられた。
採火式には、沼津市の頼重秀一市長や大手町の町内会関係者などおよそ10人が出席。神社で採火された火炎に、パラリンピックの無事と新型コロナウイルス感染症の収束を祈った。
頼重市長は「パラリンピックが成功するとともに、誰もが自分らしくお互いを思いやり、ともに生きていける「共生社会」の実現へ向けたムーブメントとなることを願う」と話した。
沼津市ウィズスポーツ課の宮浦佑吉さんは「オリンピックでは沼津で合宿したフェンシング日本代表の活躍があった。パラリンピックでは、沼津市出身で3大会連続出場の若山英史選手の活躍を期待したい」と話す。