三島市役所前にあるパン店「KoKaRa Bakery(コカラベーカリー)」(三島市大社町)が現在、クリスマス限定商品「コカラ・ド・ノエル」を販売している。
酒販店「和楽」(西本町)が運営する同店。小麦粉は特注の「焙煎(ばいせん)微粉砕ふすま」を使う。平井万裕店長によると、ふすま粉を30%配合した「ブレッド30」は従来のパンに比べ糖質約3割減、食物繊維量約1.7倍増量という。
平井店長は「お客さまに季節を感じてもらえる商品を開発している。以前ボージョレ・ヌーボーに合わせてトリュフを使ったパンを販売したところ好評だった」と話す。
12月25日までのクリスマス時期限定で販売する「コカラ・ド・ノエル」は、パン生地の表面をセミハードの生地にくるんで作り、表面と内側の食感の違いが楽しめるのが特徴。パンの中には、クリスマスカラーを意識し、ピスタチオ、ホワイトチョコ、ドライ・クランベリーを入れた。価格は1,000円。1日8個限定販売商品。
平井店長は「当店の中心客である30~50代の女性が友人にプレゼントするなど、少しぜいたくな作りになっている」と話す。
店内ではパンのほか、常時60種類以上のワインを販売する。「コカラ・ド・ノエルに合うワインはやや甘めの白ワイン。当店ではハイヴ&ハニー リースリング(2,170円)を提案している」とも。
12月25日はイベント「週末の沼津」に初出店し、「コカラ・ド・ノエル」の販売も行う予定。
平井店長は「今後も季節や地域の食材を生かし、多くの人を楽しませる商品を開発をしていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~18時。火曜定休。