「幻の御城印帳」の販売が1月1日、清水町観光案内所「わくら柿田川」(清水町伏見)で始まった。
同観光案内所を運営する「清水町ゆうすい未来機構」(同)は町内にある徳川家康が隠居城を築こうとした「泉頭城址(し)」と後北条家の山城「戸倉城」の御城印を2021年8月に作成。それぞれ約400枚ほど販売している。
今回制作した御城印帳の表紙には、清水町在住の須田安里さんがレーザーカッターで加工したセルロースナノファイバーを活用したボードを使用し、切り絵作家の水口千令さんが柿田川湧水群の「ブルーホール」とその周辺にいる生物を描いた切り絵をデザインした。24枚48面にスタンプを押すことができる。
同機構代表理事の下山義夫さんは「御城印帳で泉頭城址に思いをはせてほしいと『幻の御城印帳』と名付けた。多くの人に手にしてもらえたら」と話す。
価格は2,200円(御城印は別途300円)。