イベント「島I都市プロジェクト~三島で徳之島をアピった件~成果発表」が5月1日、JR三島駅に程近い市立公園「楽寿園」で行われた。
日大三島高校(三島市文教町)が、昨年の産学連携授業で徳之島の高校生と交流したことをきっかけに、徳之島の文化を三島で伝えるために企画した。
イベント会場では、エイサーや三味線による徳之島の伝統芸能を披露したほか、三島産と徳之島産のジャガイモを使ったコロッケの食べ比べ販売、高校生による1年間の交流を振り返る発表会などが行われた。会場にはおよそ1600人が集まり、それぞれの文化を楽しんだ。
参加した生徒は「イベント準備までの3カ月は充実していて、毎日がとても楽しかった。自分の成長につながった。後輩に託していければ」と話す。
企画を主導した加藤利光教諭は「生徒のやりたい気持ちを尊重し、自主的に行動するように指導し、企画を進めていった。生徒たちにとって、この経験が自分の進路を自分で切り開くきっかけになってくれれば」と振り返る。