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三島発クラフトビール販売開始 ペールエールとIPAの2種

発酵タンクを背に初醸造のビールを持つ秋田さん(右)と川口さん

発酵タンクを背に初醸造のビールを持つ秋田さん(右)と川口さん

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 クラフトビールと紅茶の店「ティールズ・ティー&タップス」(三島市泉町)が5月8日、初醸造のクラフトビール「TIELSアメリカンペールエール」「TIELSヘイジーIPA」の販売を始めた。

「TIELSアメリカンペールエール」(左)と「TIELSヘイジーIPA」

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 レストラン併設の醸造所として2021年12月にオープンした同店。酒造免許交付までは「柿田川ブリューイング」(沼津市千本緑町)の施設を借りてアメリカンペールエールを仕込んでいた。

 今年4月に酒造免許を取得し、自社醸造を始めた「ティールズ・ティー&タップス」。パッションフルーツやグレープフルーツの香りと麦のコクが豊かな「TIELSアメリカンペールエール」とホップを大量に使うことで白濁したオレンジ色にし、甘さを抑えてドライに仕上げたという「TIELSヘイジーIPA」を開発した。価格はLサイズ(450ミリリットル)=1,000円、Mサイズ(250ミリリットル)=650円。

  ビール醸造担当者の秋田克彦さんは「ペールエールは自分の中で基礎になるビールで、最初に作るのはペールエールに決めていた。ヘイジーIPAはクラフトビール業界では現在人気のスタイルだが、流行に左右されない自分たちの作りたいヘイジーIPAを造ろうと思った」と話す。

 秋田さんは「6月には三島のトウモロコシを使ったラガーや沼津の甘夏を使ったウィートを提供する予定。設備の癖やコツが分かってきて日々改善点が見つかっている。早く慣れて自分のものにして、ビールをもっとおいしくしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、平日=17時~23時、土曜・日曜・祝日=12時~15時、17時~23時。水曜・木曜定休。

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