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三島でクラフトビールイベント 9醸造所が出店、南アフリカ産ホップ使ったビールの販売も

南アフリカ産ホップを使ったビールを紹介する片岡社長

南アフリカ産ホップを使ったビールを紹介する片岡社長

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 「静岡クラフトビアジャンボリーin三島」が4月23日、三島市立公園楽寿園(三島市一番町)で行われる。主催は静岡クラフトビール共同組合。

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 2021年5月に「リパブリュー」「柿田川ブリューイング」(沼津市)、「マウントフジブリューイング」(富士宮市)、「蔵屋鳴沢」(伊豆の国市)、「ベアードブルーイング」(伊豆市)の5社と酒類卸の「ZOO」(静岡市)で設立した同組合。クラフトビールイベントの企画運営、ECサイト運営、ビール原料の共同購入、醸造技術の共有などを行っている。

 同イベントの開催は今年で2回目。組合所属の醸造所5カ所をはじめ、「アオイブリューイング」「ガルシアブリューイング 」(静岡市)、「フジヤマハンターズビール」(富士宮市)「掛川ファームブリューイング」(掛川市)の計9醸造所が出店する。ビール販売のほか、ピザ、たこ焼き、タコスなど11店が飲食ブースを設ける。

 同組合代表で柿田川ブリューイング社長の片岡哲也さんは「クラフトビールをまだ飲んだことのない人も気軽に来てほしい。16時までの開催なので、その後は歩いて三島のまちを散策したり飲みに出かけたりしてもらいたい」と話す。

 会場では、昨年組合で共同購入した南アフリカのホップを使ったビールも販売する予定。

 「マウントフジブリューイング」醸造長の会森隆介さんは「南アフリカのホップを使ったウエストコーストIPA『遊子(ゆうじ)富士』をイベントで販売する。クリアな色と飲みごこちを楽しんでほしい」と話す。片岡さんは「今後も富士市や静岡市など、組合として定期的にイベントを行いクラフトビールの魅力を伝えていきたい。モルトかすの再利用などにも取り組んでいけたら」と意気込む。

 開催時間は10時~16時。入園料=300円。荒天中止。

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