コーヒー店「hibitano(ヒビタノ)」(三島市広小路)が6月5日、オープンした。
店主の柿野谷光平さんは千葉県出身で、箱根や長崎、沼津などのゲストハウス勤務を経て、2021年4月から週1回、間借り営業でコーヒー店を出店。その後、道の駅でのポップアップ出店やイベント出店を経て同店をオープンした。
柿野谷さんは「ある店で飲んだコーヒーに感銘を受け、そこから自分でコーヒー豆を買い付けて焙煎をするようになった。コロナ禍でゲストハウスの予約がなくなり、自分を見つめ直すきっかけができ、日常的に人が集まる場づくりに興味が湧いた」と話す。「妻の『日々楽しくいこう』という言葉を短縮し、店名を『ヒビタノ』とした」と話す。
店舗面積は約10坪。席数はカウンター2席、テーブル6席。3~5種類の自家焙煎(ばいせん)のドリップコーヒーと、妻の阿希子さんが作るガトーショコラやスコーンなどの焼き菓子を提供する。コーヒーは中国やエチオピア、インド、ケニアの豆を取り扱う。
「まだまだ知られていない産地や変わった精製方法などの豆を取り扱っていきたい。コーヒーの新しい味わいを発見してもらえれば」と話す。
営業時間は9時~17時。火曜定休。