一般社団法人lanescape(レーンスケープ)が11月10日から、かのがわ風のテラス(沼津市上土町)左岸で狩野川流域の利活用を目的とした実証実験「リトリートインザシティ 水辺のアウトドア」を行う。
沼津市中心部を流れる狩野川の環境を活用し、カヤックやヨガ、たき火、ドッグラン、サウナのほか、BMXやストライダーで遊べる「キャラバンパーク」などのアクティビティーを用意する。1日2組限定で、川辺でテントを張りたき火が楽しめる「DayCamp」企画も行う。
狩野川右岸の上土広場「かのがわ風のテラス」は2014(平成26)年、「都市・地域再生等利用区域」に指定され、市や民間事業者、地元住民と河川管理者が連携し、河川敷でのイベントやオープンカフェ、バーベキューなどが行われている。2021年に御成橋から三園橋間の狩野川左岸も指定区域として追加された。
レーンスケープ代表理事の小松浩二さんは「狩野川左岸を地域の人たちに心地よく使ってもらうため、防災なども含めた可能性を検証していきたい。川辺のテントで過ごす気持ちよさも体験してほしい。狩野川周辺に日常的に人が集まる沼津の新しいライフスタイルを一緒に模索していけたら」と話す。
11月13日まで。