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沼津に「総合体育館」 2000人収容のアリーナなど「見る側」にも配慮

沼津市総合体育館

沼津市総合体育館

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 「沼津市総合体育館」(沼津市御幸町)が3月1日、オープンした。

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 1973(昭和48)年に開館した「沼津市民体育館(高島本町)」の老朽化に伴い、沼津市民文化センターがある香陵公園周辺地区に新たに建設した。既存の香陵武道場と勤労者体育センターを集約し、1カ所でさまざまなスポーツが体験できる総合体育館とした。

 鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積は1万6600平方メートル。総工費73億円。

 バスケットコート3面が使えるスポーツアリーナは約2000人収容可能。そのほか多目的アリーナ、柔道や剣道ができる武道場、一度に10人が弓を射ることができる弓道場、フェンシングの競技台2台が設置可能な多目的室、8面使える卓球場、多目的スタジオ、トレーニング室などを備える。

 オープン記念として3月11日、12日に、静岡市を拠点とするバスケットボール男子B3リーグのベルテックス静岡の試合を、18日、19日には三島市にホームを置くバレーボール男子Vリーグ1部の東レアローズの試合を開催する。

 沼津市総合体育館整備室の植松伸浩室長は「施設には窓ガラスを多く取り入れ、外やロビーからも中の様子が見えるいわば『スポーツショールーム』。プロスポーツなどを『見る派』の人にも楽しんでもらいたい。トレーニングマシンも充実しているので、一人でも多くの方が運動を楽しむスポーツの街にしていけたら」と話す。

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