「葉山珈琲(コーヒー) with さのびアートスペース店」(三島市文教町)がオープンして6月11日で1カ月がたった。
三島駅から徒歩1分の日大国際関係学部ビルの1階に出店。店舗面積は約180平方メートル。席数は40席。店内に「さのびアートスペース」を設け、佐野美術館(中田町)が選定した美術作品を展示する。現在の展示は、三島出身の写真家、眞野敦さんの作品約10点。店内にアートスペースを設置し美術館と協業した店舗は全国の「葉山珈琲」で初という。
同所は日本大学歯学部運営の歯科医院が2022年3月に閉院して以来空きテナントとなっていた。三島市内で不動産業を営むルームアシスト(一番町)社長の下山信彦さんが、学生も利用できる店舗開発について大学から相談を受け、カフェ経営をすことを決めたという。
オープン以来1日平均100組以上、土日には150組を超える来客があり、「好調な滑り出し」と下山さん。「収益よりも、『人の集まる店』にして地域を盛り上げていきたい」と話す。
営業時間は7時30分~20時。