沼津の交流施設「千本プラザ」(沼津市本字千本)で開催中のイベント「沼津市制100周年記念~光のカーテンを作ろう~」に使う透明フィルムの数が7月18日、100枚を突破した。
沼津市が7月1日に市政100周年を迎えるのに合わせ、6月15日、同イベントを始めた。1階休憩ラウンジに15センチ四方の8色の透明フィルムと油性マジックを用意し、来館者に市制100周年を祝うメッセージや絵を描いてもらっている。透明フィルムは12月10日まで用意し、つなぎ合わせた大きな光のカーテンは12月24日から展示する。
企画立案と光のカーテンの仕上げ作業を行うのは沼津市在住のアートチーム「Peter and Joseph(ペドロアンドヨゼフ)」の田川誠さんと深澤慎也さん。
深澤さんは「世話になっている沼津で何かできればと考えていた。市制100周年の節目を市民の皆さんと祝うアート作品を担当できてうれしい。絵が苦手な人は文字で表現してほしい」と話す。
田川さんは「一つの命が生まれ一生を終えるまで100年に満たないかもしれない。それくらい100年は長い年月。誰が欠けても完成しないアート。この街に暮らしている証を表現する光のカーテン。多くの人に関わってもらうことで輝きを増す。1000枚以上集めるのが目標」と話す。