空きビル活用プランナー育成講座「for now SCHOOL~Construction(コンストラクション)~」が2月3日から、「KURIOビル」(沼津市大手町)で開かれる。
沼津市が「まちなか居住促進計画」事業として2021年から推進している「とりあえずプロジェクト」の一環。同プロジェクトでは現在、駅周辺の空きビルを暫定的に活用し、人や活動団体を集める実証実験に取り組んでいる。
同講座は全3日間の日程で、空きビル活用を通じて市内外から「ヒト」と「コト」を呼び込むプランナーを育成する。対象は、沼津市とその周辺市町を活動拠点にする人。
前半2日間はプロフェッショナル講座として、建築などの専門家4人を講師に招く。
後半は「Reiver建築設計事務所」(沼津市戸田)の鈴木智博さんと「勝亦丸山建築」(富士市吉原)の勝亦優祐さんが司会を務め、「循環ワークス」(沼津市我入道)で実践型アフターフォローを行う。
鈴木さんは「これまでは街中の居住性を高めるためのコンテンツとして、空きビルを活用して地元内外からヒト・コトを呼び込む取り組みを進めてきたが、
今回はそのコンテンツ呼び込みに不可欠な場づくりのスキルを高める策を学ぶ。駅周辺で展開するさまざまな取り組みは、魅力のある場づくりによって支えられる。沼津駅周辺の空きビルを活用し、魅力的なコンテンツを支える場づくりを一緒にサポートしてくれる人に参加してほしい」と話す。
受講無料(1日目の懇親会参加費別途2,000円)。プロフェッショナル講座は2月3日・4日=13時~17時。実践型アフターフォローは「循環ワークス」(我入道)で2月11日=10時~15時。申し込みは1月29日まで、専用サイトで受け付ける。