大社の杜みしま（三島市大社町）で9月12日、13日の2日間、健康をテーマとしたイベント「健活～杜で変わるヘルシーライフ～」が開催される。

　同イベントは、施設の運営会社である加和太建設（文教町）の新入社員8人による研修の一環で行われるもので、今年で2度目。今年は「三島から日本を元気に」をテーマにし、元気の源は健康にあるという考えのもと、健康にちなんだイベントを開催する。

　イベントのメーンターゲットは主婦。理由について加和太建設の磯健人さんは「家庭の健康を担うのは主婦。まずは家族全員を健康で元気になってもらうべく、主婦層に健康の意識と実践を行うため、ターゲットを絞り、楽しんでもらうコンテンツを用意した」と話す。

　イベント内では9つほどのアトラクションを用意。施設内で運営している5店舗から、健康にちなんだヘルシーメニューを限定販売。販売されるメニューのうち3品は家庭に持ち帰れるレシピの配布を行うなど、その場で楽しむだけでなく、家庭でも実践できる仕組みを整える。

　イベントは食事だけでなく、会場内をスタート地点としたフォトロゲイニングを開催。市内地図をもとに、時間内にチェックポイントを回り、得点を集める同企画は、楽しみながら運動するきっかけづくりを提供する。

　またイベント内ではトークショーも用意し、その中でも23日10時からは、現在タニタブームのきっかけとなり、シリーズ累計480万部のヒットとなった「体脂肪計タニタの社員食堂」を監修した瀧口智子さんが登壇。瀧口さんの健康に関するアドバイスのほか、一般来場者が参加による健康常識に関するクイズや質疑応答を行うコーナーも用意する。

　今回のイベントについて磯さんは「その場だけの体験ではなく、このイベントがきっかけに習慣として活動してほしい。『健活』と言うキーワードが三島市内の人々の共通言語になってくれれば」と話す。

　イベントは12日＝8時～20時、13日＝8時～19時。雨の場合は縮小開催