伊東のゴルフ場・サザンクロスカントリークラブ(伊東市吉田、TEL 0557-45-1234)は11月17日から、場内をクリスマス仕様に装飾している。
同施設は、1961(昭和36)年創業で、ゴルフコースの多い伊豆半島でも歴史のある老舗ゴルフコース。ゴルフ場のほかに宿泊施設やプール、パーティールームなども併設し、年間利用者数は3万人を超える。
フロントやクラブハウスをツリーや手作りの装飾であしらい、ゴルフコースのカップの中にはマスキングテープでクリスマスの装飾を施すなど、ゴルフ場ならではの工夫も垣間見られる。
今回の企画を担当する、アシスタントマネジャーの柴田愛子さんは「多くのゴルフ場はメンテナンスや競技の関係性から、落葉樹が少なく針葉樹などを植える傾向があり、季節感が乏しくなる。今回は来場者に季節感を感じてもらいたく始めたもの。以前のハロウィーンのときに実験的に行い、好評だったのでクリスマスにも実施した」と話す。
ゴルフ場でプレーをした三島市在住の50代女性は「どのコースのカップも異なっていて、ボールを拾う度に次はどんな装飾か気になり、ゴルフをする楽しさが増えた」と話す。
今後も同様の装飾を継続していきたいと目指す同施設。柴田さんは「カップの装飾だけでなく、各種イベントを行っていく予定。イベントを通して女性客を呼び込んでいきたい」と話す。