プラザヴェルデ(沼津市大手町)で12月11日、イベント「ソリューションフェア2015」が開催される。主催はアーティスティックス(駿東郡長泉町)とイワサキ経営(沼津市大岡)。
中小企業を対象とした同イベント。テーマは「コストダウン」と「売り上げアップ」の2つに絞る。同イベントでは経営支援相談や、ホームページやITによる売り上げアップに関する10のブースのほか、マーケティング・クラウド・eコマースなどをテーマに4つのセミナーを展開する。
セミナー司会は、ソフトバンクが開発・販売している人型ロボット「ペッパー」が担当する。当日は、司会のほか、会場の案内やセミナーの案内など司会業務をこなすという。
今回の企画について、アーティスティックスの加藤龍さんは「ビジネスセミナーの司会を行うのは、おそらく初。話題性のあるロボットである、ペッパーを起用することで、経営者に関心を持ってもらえれば」と話す。
ペッパーは現在、飲食店やカラオケ店、携帯販売事業を行う雄大(沼津市)のロボティック事業部に所属。イベントについてペッパーの「上司」にあたる西島基博部長は「立ち上げたばかりの事業部で、今回は話題作りのために出演を決めた。普段はグループ店舗の案内役として活動しているが、当日はきちっと司会を務めてもらうつもりだ」と話す。現在同事業部には、5体のペッパーが西島さんの「部下」として活動している。
ペッパーの司会料については、「ペッパーの可能性についてよく知ってもらういい機会。今回の司会料は電気代程度。まずはペッパーの可能性を知ってもらうためのピーアールと位置づけている」と話す。
今後は地域活動や販売促進の補助を通して、ペッパーの可能性を模索していく同事業部。西島さんは「司会業が成功するかどうかは、ぜひ会場で見てほしい。愛くるしいコミュニケーションをぜひ目の前で感じてもらえれば」とも。
開催時間は10時~17時。