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伊豆半島をめぐる「一杯のスープ」企画 原材料から器まで1年がかりで

今回製作予定のカップを持つ、店主の小松さん

今回製作予定のカップを持つ、店主の小松さん

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 沼津の八百屋「REFS(=レフス)」(沼津市上土)で12月13日、食イベント「一杯のスープを作る時間2016」が始まる。

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 「最高のスープを飲む」をテーマに、食と環境の循環を体験するため複数回にわかり行う同イベントは今回で4回目。

 内容は「川の始まり」として森のトレッキング体験をしながらスープの器となる木材をチェーンソーで伐採し、スープの材料となる食材を畑に植え、カヤックで川を下るなど、全6回の予定。最終回は、約1年間をかけて集めた素材でスープを完成させる。

 同店の店主で、本企画を担当する小松浩二さんは「木工作家、山葵生産者、間伐ボランティア、猟をする人など多くの協力を得てイベントを組み立てっている。1年かけスープを通じて、地域の人の思いもしっかりと伝わるよう企画」と話す。

 小松さんは「地域の循環を楽しみながら実感するイベントなので、地元を見つめなおしたい人、移住を考えていたり、東京に住みながら地域とつながりたい人などさまざまな人が参加できれば」と参加を呼び掛ける。

 参加費は4,000円(12月13日イベントのみ)。予約制。申し込みは同店まで。

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