三嶋大社向かいにある「大社の杜みしま」(三島市大社町)で9月9日・10日、体験イベント「暮らしを彩るものづくり」が開催される。
建築・建設のものづくりが体験できる7つのコンテンツを用意する同イベント。内容はダンボールで橋を作り耐久度を競うゲームや、部屋の模型作り、テラリウム制作など。
ターゲットは小学生から高校生がメイン。イベントの企画・運営は、加和太建設(三島市文教町)の新入社員14人が担当する。
目玉企画の、木材をかんなで削る体験コーナーでは、木工大工で使うかんなを用意し、プロの大工の指導の下かんな削りを行うほか、削ったかんなくずの薄さ・長さを競うゲームも行う。
企画リーダーの岡本康平さんは「現在三島に住んでいる子どもたちを中心に、ものづくりの楽しさを知ってもらい、経験を通じて三島で活躍する人材になってほしい」と話す。
メンバーは今年5月から企画からスタートし、何度も協議を重ねたという。メンバーの平口梨沙さんは「14人の大所帯だったため意見がまとまらず苦労したが、大人数ということが利点となり、後半の推進力は目を見張るものがあった」と振り返る。
コンテンツは小学生向けや高校生向けにレベルを設定する。メンバーの下山光代さんは「高校生レベルになると大人でもクリアするのは難しい。ターゲットは学生たちを設定しているが、この機会に大人もぜひ挑戦してほしい」と話す。
岡本さんは「このイベントを通じて、ものづくりの楽しさや魅力、建築業の喜びを一緒に知ってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~18時30分。