2019年度の「サバーソニック&アジロック・フェスティバル」企画会議「サバ会議」が2月4日、伊東市役所展望ギャラリー(伊東市大原)で開催された。
地場産鮮魚のピーアールを目的に2017年から始まった同イベントは今年で3回目。2017年は2,000人、2018年は8,000人と来場者を増やし、今年は15,000人の来場を目指す。
企画会議には、伊東市内をはじめ伊豆半島や東京から、イベントをにぎやかにしたいと思うメンバー約30人が参加した。会議では6月1日・2日の2日間開催することが決定し、キャッチコピーは「リオでじゃねーよ。伊東だよ。」に決まった。
実行委員長の渡邉将さんは「ダジャレから始まったイベントも、多くの理解者と参加者が集まったイベントに成長してきた。今後もバカバカしさ、くだらなさを忘れず、多くの人が熱狂できる共感型イベントを作っていきたい」と意気込む。
会議では、それぞれの参加者たちが、自身が行いたいイベント案を発表。プレゼンテーションでは、夜のライトアップ演出やステージ案、テーマに沿って鯖(サンバ)カーニバル、2月14日に「鯖(サバ)レンタイン・デー」を設定し「義理サバ」を男性に贈る案など、自由な発想が持ち寄られた。
提案されたアイデアには、それぞれの参加者から「サバらしい!」「いいアジしてる!」との掛け声が上がり、会場を和ませた。
渡邉さんは「さまざまな業種の『アジ』ある新しい実行委員が積極的に意見やアイデアを出してくれたので、非常に楽しく意味のあるサバ会議になった。伊東のサバのように鮮度の良い新しいイベントになりそう」と期待を寄せる。
会議では現在支援者を募集しているクラウドファンディング・プロジェクトにも言及。募集開始から約10日で「いいサバ」にちなんだ目標額の113万8,000円の半分を達成しているが、より周知を広めるためのアイデアを話し合った。
渡邉さんは「目標金額の113万はあくまで通過点。実りあるイベントを実現するためにも、サバにちなんで380万は集めたい」と意気込む。