函南町の飲食店9店で2月22日、地産食材を使った「函南カルボナーラ」の販売が始まった。
函南町と飲食店9店で設立した「函南カルボナーラプロジェクト」が開発した同商品。
同プロジェクトでは函南町内で生産した農畜産物を活用した新メニューを開発し、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」(函南町塚本)を通じて情報発信することで、地域の知名度向上と収益増を図る。
9店ではそれぞれ、ワサビ、トマト、ホウレンソウ、菜の花をはじめ、函南町丹那地方特産の牛乳や乳製品を使う。
道の駅内にある「スポーク・カフェ」では、丹那産チーズを使った「4種のチーズを使ったカルボナーラ」(1,200円)を22日から提供している。
店長の中村直樹さんは「生クリームはもちろん、風味豊かなチーズを大量に使っているのが特徴。若年層の観光客を中心に評判がよく、この週末は早めに売り切れた。一過性の話題にせず、函南名物としてそれぞれの味を定着させていきたい」と話す。
3月2日・3日は道の駅敷地内で行われる「函南フードフェスタ」で函南カルボナーラのお披露目イベントを行う。会場では、4店が一堂に集まり新メニューを披露。販売も行う。
「函南フードフェスタ」の開催時間は10時~15時。雨天決行。