伊豆・三津シーパラダイス(沼津市内浦長浜)で12月7日、イベント「みとしー2019年の漢字」が行われた。
施設で唯一書道のできるカルフォルニアアシカ「グリル」(雌・20歳)が今年を1文字の漢字で振り返るパフォーマンスで、今年が初となる。
グリルは口に毛筆をくわえ、縦110センチ・横80センチの画用紙に一筆ごと丁寧にトレーナーの指示に従いながら書き進めていった。
グリルがおよそ5分程度で書き上げた1文字は「新」。今年は平成から令和へと新元号が発表され、施設では「ペンパラ」などの新施設の登場のほか、施設内の生物では今年も新しい命が増えたことなど、「新」にふさわしい1年になった。
ショーを見学した沼津市内の40代の男性は「とても器用に書道を行う姿に驚いた。今年の1文字も前向きな言葉でとてもよかった」と感想を話す。