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新元号は「令和」 伊豆ではアシカが書道で披露

新元号を書き上げた笑顔のグリルと、飼育担当の白倉さん

新元号を書き上げた笑顔のグリルと、飼育担当の白倉さん

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 新元号「令和(れいわ)」が発表されたことを受け、三津シーパラダイス(沼津市内浦長浜)のアシカ「グリル」が新元号を書道でお披露目した。

新元号をグリルに教える白倉さん

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 グリルは1999年生まれのカルフォルニアアシカ。書道パフォーマンスを行って17年のベテラン。書道で季節の言葉や、受験シーズンになると「合格」のメッセージを書くなど、多彩なパフォーマンスを行ってきた。

 この日、11時40分ごろに首相官邸で発表された新元号をテレビで確認した職員たちは、グリルのもとに急ぎ、新元号を書く準備を始めた。

 発表に向けておよそ1カ月ほど前から特訓を受けていたグリル。飼育担当の白倉美紗希さん(25)は「直線は得意だが、はらいが苦手。はらいの特訓を中心に行った」と話す。

 12時過ぎにステージに上がったグリルは、白倉さんの指導の下、新元号「令和」を書ききった。新元号が会場に発表されると、訪れた来園客も歓声に包まれた。

 今回のパフォーマンスを見た横浜市在住の中村梨絵子さんは「想像していたものと異なり驚いたが、平和な年号になってほしい。アシカがわずか30分で書けるという賢さに驚いたと感想を話す。

 イベントを終えた白倉さんは「1ヶ月ほどさまざまな字を練習してた。和の字は練習していたが令の字は予想外。本番では何とかやりきれて、とても嬉しい」と話し、ホッと胸をなでおろしていた。

 グリルの新年号パフォーマンスが5月6日まで行われる。

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