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沼津ららぽーとで地元家具メーカーの新作ソファ展示 コロナ禍きっかけに開発

展示を開始した「Comp(コンプ)」

展示を開始した「Comp(コンプ)」

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 ららぽーと沼津(沼津市東椎名)内にあるソファ専門ブランド「MANUALgraph(マニュアルグラフ)」が新商品「Comp(コンプ)」の展示を10月4日から開始した。

 主にオフィスやホテルなどの業務用家具製造を手掛ける、1965(昭和40)年創業の家具メーカー「フジライト」(裾野市茶畑)が展開する同ブランド。高品質素材と熟練の職人技を生かそうと2013(平成25)年に3代目社長の鈴木大悟さんが立ち上げた。

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 同ブランドでは昨年から、ららぽーと沼津で店頭販売を行っており、顧客層は首都圏在住の30~40代がメインという。

 新商品開発きっかけについて、鈴木社長は「緊急事態宣言が出された4月、ららぽーとの店舗を休業し、店舗スタッフに自社工場で研修を受けてもらった。その際、スタッフたちが、これからの多様化する家族構成に合わせ、フレキシブルに使えるソファを職人と開発した」と話す。「1人掛けから、組み合わせにより多人数で使えるソファに変化できるのが特長」とも。

 同商品は8月31日、クラウドファンディングサイトを通じ先行販売を行った。鈴木社長は「ソファのファンの多くは首都圏に在住し、今すぐ購入に至らない人も多い。今回はまず新しいモデルを知ってもらい、その思いに共感してくれる支援者を募りたかった」と話す。

 クラウドファンディングは開始から7日で目標額の50万円を達成。現在ネクストステージの200万円に挑戦している。支援者へのリターン品は、ソファの布地で作ったポーチなどを用意する。募集締め切りは10月30日。

 ららぽーと沼津の店頭では現在、新商品の展示スペースに体験コーナーを設けている。鈴木社長は「『マニュアルグラフ』ブランドの商品を見るために静岡東部に訪れる人も増えてきた。今後は地方の魅力をけん引していく存在となり、周辺観光や商業活性化のきっかけとなるような企業に成長していけたら」と意気込む。

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