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清水町の公園でペットボトルツリー点灯式 コロナ収束願い手筒花火の奉納も

ペットボトルで作られたツリーの様子

ペットボトルで作られたツリーの様子

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 柿田川公園(清水町伏見)で12月20日、ペットボトルツリーの点灯式と手筒花火の奉納が行われた。

披露された手筒花火の様子

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 コロナ禍で多くのイベントが中止される中、新しい年を迎えるに当たり少しでも町の雰囲気を明るくしたいと、清水町商工会が企画した。コロナ収束を祈願し柿田川煙火保存会の協力で、同公園内にある貴船神社に手筒花火20本の奉納を行った。3密を避けるため事前告知をせず実施した。

 ペットボトルツリーは環境保全意識の啓発として取り組んだ。町内の中学生がペットボトルを収集し、清水町商工会のメンバーと中学生有志35人が約2カ月かけて組み立てた。ツリーは約1600個のペットボトルを使い、高さ3メートルと2メートルの計7基を製作。ペットボトルのデザインは中学1~2年生が絵を描いた。

 清水町商工会の原衛会長は「柿田川煙火保存会から手筒花火でのコロナ収束祈願の提案を受けたのがきっかけ。ペットボトルツリーは環境問題の意識付けになればと思い企画した。コロナが収束して一日も早く当たり前の日常が戻ってくることを願いたい」と話した。

 清水町から訪れた中田大翔君(7)は「手筒花火の最後の大きな音にびっくりしたがきれいだった。ツリーは昼間も見たが、夜のライトアップはとてもきれいでまた来たい」と笑顔で感想を述べた。

 ペットボトルツリーの点灯時間は17時~20時。設置は今月26日まで。

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